骨と皮

考えた事 思った事 全部

お金と暮らし

東南アジアで
日本人のハウスキーパーが人気だとか
オーストラリアで働いて月収何十万とか
 
日本から外国へ出稼ぎに行く話題を
見かけるようになった
 
今後も日本がかつてのような
経済成長を遂げる可能性は無に等しく
貧乏国家へまっしぐら
転落先進国である
 
お金は大切だが
自分自身の暮らしを振り返る
良い機会とも言えるだろう
毎日の生活を見つめてみよう
 
かつてはお金は無くとも
生きていけたのに
今は、お金が無いと生きていけないと言う
 
なぜか?
 
暮らしを外注したから
 
かつては人と人の関係性で賄っていた
「困ったときはお互い様」のネットワークを
金で買える関係性に置き換えたから
 
煩わしい人間関係を捨てて
自分たちの力で生きていく術を
社会システムに金を払って外注するように
なってしまったから
 
その中には
スーパーで食物を買うこと
電気、ガスを買うこと
水道代を払うこと
そんな物まで含まれるだろう
 
金があるときは
一見すると上手く回っているように見える
その間にどんどんと
自分たちの暮らしの知恵を忘れて
ドライな関係性だけが残り
手を差し伸べることも
差し伸べられることもない
 
今とこれからは
金もない
いざって時に支え合える仲間もいない
そんな社会
さあ、どうする? 
 
お金、経済以外に
人生の充実を測れるモノサシを
心に持たなくてはいけない
 
貧乏よりも孤立が問題だ
 
何があれば
自分は幸せを感じられるのか?
何に自分は価値を感じるのか?
自分自身の勉強をして
そこから人と繋がって
もういちどやり直し
 
暮らしを外注しないこと
 
失ったものは
新しくもう一度作れば良い
前よりも良いと信じられる形で