骨と皮

考えた事 思った事 全部

僕らはみんなハミ出てる

どんなに良いと思える
制度や法を作っても
そこからこぼれ落ちる人は必ずいる
なぜなら
私たちは多様な存在だから
 
誰かにとって良い制度は
誰かにとっては苦しいもの
 
そして何より
そもそも私達の存在が
人のつくることのできる
法や制度を越えているから
 
全てを誰かの決めたワクに
押し込めることなんて
できやしないよ
 
それが前提だったハズなのに
 
最近じゃ
少しハミ出たくらいで
存在まるごと否定みたいな
余裕のない空気を感じる
 
息苦しい
 
あちこちに
漂白剤を撒き散らして
真っ白にしようとしてるみたい
歪んだ潔癖の社会
気持ち悪いぜ
 
押し込めて
ハミ出た部分を切るんじゃなくて
 
自分という全体が
社会の外までどうしようもなく
ハミ出て存在してるんだ
そのことを認めよう
 
心は
社会やルールなんてものより
ずっと大きい
 
今日
1日を過ごす中で
何を感じて生きただろうか?
自問自答する
 
いつも心から始まって
心へ戻ってくる
 
脱色されて
栄養スカスカの
味気ない真っ白な社会の中で
 
心は彩りを増していく
そうありたい